苫米地式コーチング認定コーチは1年間かけてメソッドを体得しています。
苫米地式コーチング認定コーチになるためには自身がクライアントとなって半年間、ずっとコーチングの技・メソッドを受け続けます。
柔道で例えますね。
柔道の基本の技、大外刈り。
いくら教科書で「大外刈りとは:相手の脚を刈って投げる刈り技(刈る技)の代表的なものである[1]。自分の脚の外側で相手の脚の外側を刈って投げる技。この時、自分の振り上げた脚を振り子の様にして刈る。刈る時に相手の懐に飛び込み、シーソーやプロペラを回転させる様に、梃子の原理を利用すると、投げやすい。」(引用 Wiki)
と写真を見ながら習ったとしても、できるものではないですよね。
(最近は動画もあるので条件、環境は良くなっています)
うーん。
ピアノを習う時に例えますね。
いくら譜面を見て正確に暗譜しても…どうなんですかね?上手い人から実際にその場で弾いてもらった感覚、そこに乗っかってくる自分の感情が大切だと思います。
メソッドを体感する、しかも上手い人にキレイに技をかけられて掴んだイメージに勝るものはないと思います。
苫米地式コーチング認定コーチは
メソッドを
体感と感情と合わせて学ぶ
これ、重要だと思います。
「あれ、なんでだ?なんで今私は倒れてるんだ?」みたいな感情が乗っかっていることが重要だと思います。
(もちろん知識)そして体験とその時の感情、これが今度は自分がコーチになってクライアントにコーチングする時の強力な武器です。
で、半年間技を受け続けたら次にコーチ見習い通しで技を掛け合います。
1年間。
我こそは「苫米地英人の本の理解者。実践者」と自負する猛者どもが集い修行する1年。
そうやって苫米地式コーチング認定コーチは誕生します。
次に基本のメソッドをいくつか紹介します。
苫米地式コーチングの
革新的で強力なプログラム
苫米地式コーチング基礎プログラム1
意識・無意識を活性化させる。
あなたの能力の全てを引き出す。
苫米地式コーチング認定コーチは
意識も無意識もそして潜在能力も
あなたの才能の全てを目的(ゴール)達成に集中させます。
あなたの能力の90%は眠っている?
日々の90%を“なんとなく”過ごしている?
もったいないと思いませんか?
人間の思考・行動の約90%は無意識に行われています。
あなたの日常のほとんどは無意識に過ぎています。
苫米地式コーチング受けたあなたはスケールの違う能力を手に入れます。その効果は信じられないほどパワフルです。
苫米地式コーチング 基礎プログラム2
スコトーマ(心理的盲点)を外す
「見えたものの認知の仕方」の仕組みについて体感する。
プログラム1のために行うメソッドでもあります。
人は既に自分が知っている物しか見えません。しかも…
<見え方にはクセがある>
自分が見たいものだけを自分が見たいように見ています。
<例えば>
大勢いる子供達の中でも自分の子が最初に目に飛び込んでくる。しかも他の誰よりもかわいく見える。
中の良い先輩から言われる「おはよう」は快く「ありがとう」は嬉しい。でも嫌いな上司からの「おはよう」は不快、「ありがとう」はなんか嫌な気持ちになる。(腹の中では不満なんだろなどと思ってしまう)
片思いしている相手だけが輝いて見えてしまう。
「やっぱり魅力的だ。かわいい。天使だ。あ、こっち見た。私のことを意識してる⁈これは脈ありだ」と思うように。
そして本当にあなたのことを愛していてあなたを幸せにしてくれる人のことは見えず、見つめられていることにすら気づけないように。
切ない><
いわゆる「カクテルパーティー効果です」
脳・心は既に知っているものしか見えません。
重要だと判断したこと以外はシャットアウトします。
知らず知らずのうちにシャットアウトしてしまった部分、それがあなたのスコトーマです。
スコトーマに気づきそれをなくすことは苫米地式コーチングの基礎です。(基礎といってもかなり重要なポイントです)
この脳・心の特性には良い点だってあります。
大切なことだけに集中できるということです。余計なことに煩わされることなく脇目もふらず重要なことだけに取り組むことができます。
試験勉強のために単語を覚える作業などには良いことでしょう。既知のことをパターンに分けマニュアル通りに効率よく迅速にこなしていくにはとても便利です。
ですが先に述べた通り脳・心に任せっきりにして
いつまでもどんな時でも自分が“知っているモノ、重要だと判断したこと以外はシャットアウトし続けてしまっていては…
全く新しい問題に直面した時、新しい何かを生み出そうとした時、新しい自分に変わろうとする自分にとっては足かせになりかねません。
脳・心がシャットアウトしていて見えていない、気がついていない部分。。。
あなたの盲点、スコトーマです。
悲しいかな自分が誰よりも真剣に長い時間こだわり抜いて取り組んできたことほどスコトーマだらけだったり。
(近すぎて見えなくなるっていうあれですね。)
このままでは“スコトーマ”に隠れてしまい、
取るべき正しい解決方法を見失ってしまいます。
どんな人だって(実は苫米地式コーチングの認定コーチですら)スコトーマだらけ
苫米地式コーチング認定コーチは
あなたのスコトーマを外します。
〜コーチングは本当の世界を暴露します〜
では苫米地式コーチングの認定コーチはどうやってスコトーマを外すの?
RASの理解とそのコントロール
<RAS(網様体賦活系)とは>
人間の五感に入ってくる大量の情報の中から瞬時にどれを意識するかを決定しています。
情報のフィルターです。情報の取捨選択をしています。
<RAS 情報の取捨選択の基準は?>
過去の経験、体験したことから重要だと判断したことを基準にしています。
脳・心が既に知っていること、重要だと思うことだけしか見えない原因はRASにあります。そしてRASによって除外された情報がスコトーマです。
ただしもしもRASはがなかったとしたら…
常に五感からくる全ての大量の情報を等しく感じることになります。キャパオーバーです。例えば寝ようとしてもいろんな音が聞こえてくる、エアコン、冷蔵庫の音、いろんなものが見えて気になる、目を瞑っても透過する光やまぶたの裏の毛細血管、お風呂上がりにつけた化粧水の香り、肌に触れる寝具の感触などなど気になって眠っていられません。
だからと言ってキャパ内に収めようと五感の感度を(音楽のボリュームを下げるように)下げたなら、その他の情報に埋もれて大事なとこを聴き逃す、見逃す可能性が高いです。
必要だと思うことは大きく感じるように、その他はあまり感じないようにオートに調整する、それがRASです。
本当にそんなことあるの?
あります。
実はみなさん、近いことを良く体感されています。
会議など会話を録音したことはありますか?後で聞き返すと発言者以外の音が目立っていて驚きます。ドアの開閉、誰かの咳払い、外から聞こえる騒音。。。会議中はそんな音は気づかなかった、発言者の声はもっと大きく際立って聞こえていたはずです。
(ボーッと他のことを考えていたり、ねてったりしてたらそりゃあ全て聞こえてないでしょうよ)
会議中にはあなたのRASが働いていました。マイクにはRASはないので全ての音を拾いそのまま録音します。(もちろん録音を再生している時にもあなたのRASは働いているでしょうから会議中のように発言者の声えだけ聞こええても良さそうなものですが…まあ集中力が違うんでしょうよ)
周囲の環境音をシャットアウトして重要だと判断した発言者の声だけを選択してくれているのがRASです。
あれ?ということはRASってかなり重要な働きをする大切な機能なのでは?
そうです。
な重要ななことはてしまいますいつものことをいつも通りにこなしていく際にはとても効率が良いシステムです。五感の全てですがこのままでは新しいことを新しい方法で解決する必要が起きた場合には問題になります。
あまりにも常識や過去の成功体験に囚われてしまい、新たな視点が生まれずチャンスを逃してしまう場合がこれに当たります。
<RASをコントロールするには>
脳・心は過去の経験、体験したことから重要だと判断したことを基準にしています。
RASが脳・心の重要度を基準にしているのなら、その重要度を変えてあげればいいのです。
…言うのは簡単ですが…
前述したとおり脳・心は既に知っているものにしか気付けず、過去の体験や経験から重要だと判断している見たいものだけを自分が見たい様に様に認識しています。
そんなガチガチに凝り固まった脳・心の重要度を変えることは簡単ではありません。
例えば最愛のパートナーにふられたとします。
「世界で一番好きだった。ああ、あんな魅力的な人には二度と出会えないだろう。もうだめだ。一生恋なんかしない」
こんな状態のあなたに私から「いい人を紹介するよ」と言ったとして会いに行きますか?脳・心の中はかつてのパートナーのことでいっぱいで新しい出会い・情報なんか入ってくる隙はありません。そしてなんとか紹介された人を見ても思い出すのはかつてのパートナーのことばかり。RAS、働いてますよね。そして「ああやっぱりあのパートナーが一番だ」としか思えないのではないでしょうか?
まさに恋は盲目(スコトーマ)ですよ。
苫米地式コーチング認定コーチはコーチングのセッションの中で
RASに関する理解を促しながらあなたのRASをコントロールしスコトーマを外します。
さて次は苫米地式コーチングにおける禁断のプログラムをご紹介します。
苫米地式コーチングの
禁断のプログラム
内部表現の書き換え
人はなりたいと思ったものになれる
でもどうやって?
苫米地式コーチングには特別なメソッドがあります
感覚を掴んでもらうためにものすごくわかりやすい例を言います。
「なんだそんなこと⁈」とは思わないでくださいね。
「昼は大好きなうなぎを食べるぞ」と思っていたとします。とても楽しみです。
ところが急にランチミーティングが入り昼食はサンドイッチになりました。そんな時って「口がうなぎになってるからなんか物足りないなあ」なんて言いませんか?強い違和感を感じませんか?実際に食べているサンドイッチがイメージのうなぎに負けている状態。脳・心がこの状況はおかしい、となんとかうなぎを食べたいとそわそわしています。
そして意識的も無意識もうなぎを 探しうなぎを食べた状態になろうと頑張って情報を集め達成しようとします。
「昼は大好きなうなぎを食べるぞ」、これが未来のイメージです。
「サンドイッチを食べている」これが現在のリアルです。
「口がうなぎになってるからなんか物足りないなあ」と言う気持ち、これが未来のイメージの方がリアルより強い状態です。
この状態を心理学では「認知的不協和」と言います。
脳と心はこの「認知的不協和」に耐えられません。この状態を解消すべく情報を集め現実にしようと解決方法を考え出し実現しようとします。意識も無意識もです。そしてここが重要なのですが、よりリアルなイメージの通りになろうとします。
苫米地式コーチングがあなたの内部表現を書き換え未来のイメージに高い臨場感を持たせることで可能になります。
<苫米地式コーチングの高くリアルな未来のイメージを持つ方法>
コーチングではこう説明します。
I(イメージ)×V(臨場感)=R(リアリティー)
<脳機能科学のお話になります。苫米地式コーチングの得意分野です>
望む未来の姿を強くイメージし臨場感を高めれば高めるほど、今の自分の姿・現状がとても居心地悪く感じ、脳・心は勝手にイメージ通りの自分になろうと無意識のうちに働き出します。
人は自我を二つ(いえば二つのゲシュタルト)を同時に持つことはできません。よりイメージの強くリアルな自分の姿であることの方が重要・そうあらねばならぬ、そうでえないとしたら現状はおかしいぞと認識します。よりイメージの強くリアルな自分の状態であることが最高に重要になります。
脳・心の重要度が変わればRASの基準が変わりスコトーマが外れ、新しい情報が入って来ます。このため今までとは違う解決方法を得ることができる様になるのです。
苫米地式コーチング・プロトステラコーチングではこの脳機能科学・認知心理学のメソッドを用いてあなたを成功へと導きます。
苫米地式コーチングの認定コーチは
あなたの理想とする未来を強くイメージできる様に働きかけます。
その働き変えのコアな部分こそ
(繰り返しになりますが)
「ゴール」・「ゴール設定」
ゴールは現状の外側*に設定する。
(*今の自分には実現不可能なもの。想定すらできないこと)
これは苫米地式コーチング認定コーチのコアの部分です。
少し話が込み入ってきたかもしれません。
正しく伝わっているでしょうか。。。
もしも「要は理想の自分を思い描いて必ず成功すると強い意志で進めばいいってことだよな」と思ったあなた。
違います。
それは残念ながらオーセンティックなコーチング・苫米地式コーチングではありません。
【違う理由1】
今のあなたが思い描ける理想の姿は「現状の外」ではありません。残念ながら苫米地式コーチングでのゴール設定としては不適切と言わざるを得ません。
【違う理由2】
あなたが「必ず成功する」と思えば思うほど、その度にあなたはまだ成功していない自分の現状を意識することになります。それはコーチングとってはマイナスです。
【違う理由3】
強い意志で進もうとすればするほどRASが活性化しスコトーマが生まれます。
一体どうすればいいのでしょう?